リ・太郎の脾臓摘出手術(2020年1月16日) |
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●1月15日・それは本当に突然の出来事だった。 いつものように私達と同じ時間に夕食を取り、満足してベットへ戻った。 7時20分頃だと思う、力なく立ち上がると突然の排尿。そして排便。 今日は久しぶりのすき焼きで晩酌の真っ最中の出来事であった。 力なく上目遣いで何かを訴える瞳に私達もただ事ならぬ気配を感じた。。 しかし・・・夫婦共、飲酒の真っ最中。掛かり付けの「ビジョン動物病院」は診察を終了しているし、飲酒運転が・・・・。 ネットで色々と調べると脾臓破裂の可能性が高い。幸いな事にリ・太郎は苦しい症状は無く状態も安定していたので 翌日の朝一番で病院へ。 ●1月16日・8時30分ビジョン動物病院へ到着。病院が開くのを待つ。 リ・太郎が一番嫌いな病院だが、今回は震える元気も無い。診察は院長先生にお願いする。 幸いな事に院長先生は獣医腫瘍科認定医でした。 |
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●昨年(2019年)7月の検査で、脾臓に3㎝ の 腫瘍があると指摘され、経過観察中であった。 レントゲン、超音波検査後、注射器でお腹の水を採取。 血液から脾臓破裂の診断。 |
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●脾臓摘出手術しか選択肢がないようでした。 手術の成功確率は7割程度と。 幸いな事にその他の臓器に転移は見られないので、 腫瘍は良性だろうと・・・・・・・。 昨日、急に脱力したのは、脾臓破裂による貧血らしい。 手術前に体力を回復させるため酸素室へ。 若干元気を取り戻したような気がした。手術は夕方の5時頃と。 今晩が生死の山場と説明を受けました。 手術が終了したら病院から連絡を受ける事に。 |
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●1月17日・18時・リタ君と面会・昨日の夜は不安と心配で。 摘出された脾臓は10㎝×10㎝の大きさ。 先生はその大きさから良性の可能性は6割程度と。又、不安・・・・・。 リ・太郎も痛み止めの影響か虚ろで反応が乏しかった。 |
10㎝×10㎝の脾臓 |
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●1月18日・少し安心出来る状態へ。 しかし・・・手術痕も痛た痛たしく目もうつろ。 腫瘍が良性か、悪性か判定がでるまで不安で晩酌も暗くなる。 |
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●1月19日 未だ食欲も無く元気が無かった。 |
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1月20日・今日も元気がない。 |
持参した大好きな卵焼きもほとんど食べない。 |
具合が悪いのか・・・・ |
自分からケージへ |
寝付くのを待って |
病院から退席・・・・・・・・・。 |
●1月21日・明日が退院予定日。 少し元気になったかな? |
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●予想よりも早く1月22日退院。 我が家で熟睡のリ・太郎。 ペニスの近くまで切開したせいか、おもらしが多くて・・・・・。 |
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●ネットで購入したエリザベスカラーで寛ぐリ・太郎。 1月23日➡ ↓1月24日 |
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お腹の切開痕→ ↓1月27日エリザベスカラーを外せるように。 |
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●1月27日嬉しい知らせが!リ・太郎の腫瘍は良性だった! 1月15日から心配していたが・・・・・・。 初詣の朝日氷川神社のご利益だろうか?? 宝くじ3億円が当たるよりもリ・太郎の命の方が大事と祈ったが・・・・・・。(宝くじは過去10万円が最高額) 水泳仲間の方の飼い犬が、病気で突然亡くなられた時、両親の死より悲しかったと聞いた事をふと思い出した。 悲しいと思うのは・・・人間でも2~3歳頃までは確かにかわいい。私は純真無垢で、嘘をつく知恵がその頃には無いからだと思う。 ワン君もこの2~3歳頃と同じだと思う。故に、悲しみも大きくなると思う。犬の瞳をみているとなぜか救われる。 最近の生活はリ・太郎と共にある。しかし、今回の件で終活も真剣に考えねば・・・と思う。 余談だが・・・私は3歳以上の子供が大嫌いだ。最近は変に大人びているし、図々しく、うるさく、日本文化の片りんも感じない異人種だ。 ただ、この事は子供の責任では無く、私を含め、今の大人の責任、社会の影響責任が大きいと自覚しているが。。。。 やはり、純真無垢な愛犬が可愛いわけです。 |
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●以下、リ・太郎の血液検査数値も順調に標準値近くまで回復した。今回、改めて感じた事はリ・太郎の存在感でした。 更に動物=リタ君の回復力です。あんなに大きな脾臓を摘出したのに手術の翌々日には歩けた事です。 退院した翌日から散歩もできる状態に。半月程度から家の中を走る事が出来るまでに回復。 今回の件で・・・・・普通の日常(つまらない様で実は楽しい?)がいつ、急変するかを改めて思い知りました。 だからこそ・・・・・一日を大切にする・・・しかし!結局リタ君を甘やかす事に?・・・・・・・・・。 |
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