カンチャナブリー
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●バンコクから車で約130Km、約2時間半の道程です。

 *泰緬鉄道とクワエ川鉄橋

 ●カンチャナプリ戦争博物館冊子より

 別名を”死の鉄道”といわれる泰緬鉄道は、第二次大戦中に海上シンガポール経由でビルマ・インド戦線へ軍需物資を送ることが困難に

 なりつつあった日本軍にとっての、内陸部を通る新しい輸送路として計画されました。同盟国のタイからビルマへとジャングルを抜けて走る

 総全長415Km(タイ側263Km、ビルマ側152Km)にわたる鉄道は、1942年(昭和17年)9月16日タイ側のノンプラドックにおいて建設が開始されました。

 この難工事には、約3万人の連合軍捕虜兵士、10万人以上のアジア人強制労働者(中国、インドネシア、ビルマ、マレーシア、インド、

 シンガポール、タイ)が投入され、そのうちの捕虜1万6千人、そしてアジア人労働者10万人のほとんどすべてが、熱帯のジャングルのさまざまな

 疫病にかかり、医療品の不足などで死亡しました。連合軍捕虜の死亡者は、戦後の生存者たちの手によって記録等が集められ、

 現在カンチャナプリ市内の共同墓地に埋葬されていますが、名もなきアジア人労働者たちは今も密林の奥深く眠ったままです。

 戦中に調査を行った日本の技術者たちや、戦前の英国の調査隊は、泰緬鉄道の建設には最低5年を要するとの結果をはじきだしていましたが、

 日本軍は戦局の逼迫からわずか16ヶ月の突貫工事を試みたため、鉄道は翌1943年(昭和18年)12月25日、15ヶ月余という驚くべき早さで開通し、

 またそのためにおおくの犠牲を生むことになりました。クワエ川鉄道は、映画「戦場にかける橋」のモデルともなった有名な橋ですが、

 日本軍の輸送網切断のための連合軍の爆撃の格好の標的となり、とくに多くの犠牲者を出したところでもあります。

 
   

●英霊共同墓地



 
 
   
   

映画「戦場にかける橋」のワンシーン

 
 
   
 ●クワエ川の前にある駅。

 ここから1時間ほど電車に乗りましたが

 1時間程到着が遅延。良くある事だそうです。


  
 
ガイドの○×??さん。日本語の上手な好青年でした。


●電車はディーゼルですがかなりのスピードを出していて、

 かなり揺れます。このコーヒーがこぼれるぐらいです。

  
 
   
   
   
 
終点で昼食。鶏肉はなかなかの味。

 
 

 

 
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